
「ネット詐欺に遭ったが、相手の情報はメールアドレスしかない」 「パートナーの不審なメール相手が誰なのか、どこの誰かを知りたい」
インターネット上のトラブルにおいて、相手の手がかりが「メールアドレス1つだけ」というケースは少なくありません。そこから住所や電話番号、本名を特定することは可能なのでしょうか?
結論から言えば、魔法のように一発で住所が表示されるツールはありませんが、複数の情報を組み合わせることで特定に至るケースはあります。
この記事では、ネット上の公開情報を使った自力調査(OSINT)から、IPアドレスの解析、そして法的手段を用いた開示請求まで、メールアドレスからの身元特定方法を網羅的に解説します。ただし、一歩間違えればあなたが加害者になるリスクもあるため、必ず「合法と違法の境界線」を守って活用してください。
キャリアメール vs フリーメール:特定難易度と調査ルートの決定的な違い

1. キャリアメール(docomo, au, softbankなど)
判定: 特定は「比較的容易」
対象ドメイン: @docomo.ne.jp, @ezweb.ne.jp, @softbank.ne.jp, @i.softbank.jp など
キャリアメールは、携帯電話回線の契約とセットで発行されるため、「メールアドレス=契約者情報(免許証などで本人確認済み)」という図式が成り立ちます。
- 特定のメカニズム:弁護士を通じて携帯キャリア各社へ「弁護士会照会(23条照会)」を行うことで、そのメールアドレスを使用している契約者の氏名、住所、電話番号が直接開示される可能性が高いです。
- ここがポイント:フリーメールのように「IPアドレスからプロバイダを探す」という遠回りをする必要がありません。ダイレクトにキャリアへ問い合わせができるため、手続きが早く、確実性が高いのが特徴です。※MVNO(格安SIM)独自のメールアドレスの場合も、そのMVNO事業者に契約者情報があるため、同様に追跡可能です。
2. フリーメール(Gmail, Yahoo!, Outlook, iCloudなど)
判定: 特定は「条件付きで可能」(2段階の壁がある)
対象ドメイン: @gmail.com, @yahoo.co.jp, @outlook.jp, @icloud.com など
フリーメールは匿名で作成できるため、メールアドレスそのものに住所情報は登録されていません。しかし、「セキュリティ機能」が逆に特定の手がかり(足跡)になります。
- ルートA:登録電話番号(SMS認証)からの特定現在、GmailやYahoo!の多くは、作成時やログイン時に「二段階認証(SMS認証)」を求めています。
- 調査手法: 弁護士がGoogleやYahoo!JAPANに対し、「このアカウントに紐付いているリカバリ用電話番号や再設定用メールアドレスを開示せよ」と請求します。
- 結果: 相手が登録していた携帯電話番号が開示されれば、そこから「ルート1(キャリアメール)」と同じ手順で、携帯キャリア経由で住所を特定できます。これが最も確実なパターンです。
- ルートB:ログインIPアドレスからの特定電話番号が登録されていない、あるいは開示されなかった場合のルートです。
- 調査手法: サービス運営元(Google等)に「対象のメールが送信された際(またはログイン時)のIPアドレスとタイムスタンプ」の開示を求めます。
- 結果: IPアドレスが判明したら、そこから接続プロバイダ(OCN、J:COMなど)を割り出し、さらにプロバイダに対して「その時間にIPを使っていた契約者の住所」を請求します。
- 注意点: ログの保存期間(約3〜6ヶ月)を過ぎるとIPアドレスが消去されるため、スピード勝負になります。また、相手が「ネットカフェ」や「公衆Wi-Fi」を使っていた場合、個人の特定は極めて困難になります。
【比較まとめ】特定までの道のり
| 項目 | キャリアメール | フリーメール(Gmail等) |
| 匿名性 | ほぼ無し(契約情報と直結) | 高い(偽名で登録可能) |
| 特定ルート | メアド → 住所・氏名 | ①メアド → 電話番号 → 住所 ②メアド → IPアドレス → プロバイダ → 住所 |
| 難易度 | 低(手続きがシンプル) | 中〜高(2段階以上の手続きが必要) |
| タイムリミット | 比較的長い | 短い(ログ保存期間:約3ヶ月) |
このように、「フリーメールだから絶対にバレない」というのは過去の話です。特にセキュリティ意識の高い現代では、皮肉なことに、アカウントを守るために登録した「電話番号」が、身元特定への決定的な鍵となるケースが増えています。
【初級編】自分でできる!メールアドレスから個人情報を探るOSINT調査法

探偵やセキュリティ専門家も最初に行うのが、OSINT(オープン・ソース・インテリジェンス)と呼ばれる、公開情報の収集です。
1. Google・Yahoo!での「完全一致検索」テクニック
基本中の基本ですが、検索エンジンにメールアドレスを入力します。この際、必ずダブルクォーテーションで囲んで検索してください。
- 検索コマンド:
"example@gmail.com"
これにより、そのアドレスが掲載されている掲示板、会社の問い合わせページ、過去のプロフィールサイトなどがヒットする可能性があります。また、@より前の部分(ユーザー名)だけで検索すると、別のSNSアカウントが見つかることもあります。
2. Facebook・X(旧Twitter)・Instagramでの紐付け検索
多くのSNSには「連絡先のインポート機能」や「検索機能」があります。
- Facebook: 検索窓にメールアドレスを直接入力すると、そのアドレスで登録しているユーザーが表示されることがあります(相手が検索許可設定にしている場合)。
- X (Twitter) / Instagram: 「パスワードを忘れた場合」の画面ではなく、連絡先同期機能を使うことで、「知り合いかも?」としてアカウントが浮上するケースがあります。
3. Amazonの「ほしい物リスト」からの特定
もし相手がAmazonを利用しており、メールアドレスで検索できる設定(または公開プロフィール)にしている場合、「ほしい物リスト」から本名や、住んでいる市区町村が推測できる場合があります。
【中級編】メールヘッダー分析によるIPアドレスと位置情報の推測

メールヘッダーとは、手紙で言えば「封筒と消印」にあたる部分です。
本文(手紙の中身)はいくらでも嘘が書けますが、サーバーを経由した記録であるヘッダー(消印)を偽装することは非常に困難です。
1. 各メーラー別:ヘッダー情報の完全な引き出し方
「送信者」や「日時」だけでなく、サーバーの通信記録すべてを表示させます。
- Gmail(PCブラウザ版):メールを開く → 右上の「︙(縦の三点リーダー)」をクリック → 「<> 原文を表示」※スマホアプリからは見られません。ブラウザでデスクトップ用サイトを開く必要があります。
- Yahoo!メール:メールを開く → 件名や送信者の右にある∨というアイコンをクリック → 詳細ヘッダー
- Outlook(デスクトップ版):メールを開く → メール右上にある「… (横の三点リーダー)」をクリック→ 表示 → メッセージのソースを表示
- iPhone(標準メール):ブラウザから閲覧可能です。メールを開く → 右上にある丸で囲まれた…をクリック → 「すべてのヘッダを表示」
2. 解読の鍵は「Received」の連鎖:下から上へ読め!
ヘッダーを開くと、英語の羅列が大量に出てきます。ここでパニックになってはいけません。
見るべき場所は Received: (レシーブド)という項目だけです。
【重要ルール】メールヘッダーは「下から上」に時系列が進みます。
- 一番下: 送信者の環境(または最初のメールサーバー)
- 真ん中: 中継したサーバー群
- 一番上: あなた(受信者)のメールサーバー
つまり、一番下(または下から2〜3番目)にある Received: from が、送信者の「生IPアドレス」を含んでいる可能性が最も高いのです。
実例:IPアドレスの探し方
以下のような記述を探します。
プレーンテキスト
Received: from [User-PC-Name] (p1234-ipbfp.tokyo.ocn.ne.jp [203.0.113.1])
by smtp.example.com ...
p1234-ipbfp.tokyo.ocn.ne.jp: 送信者のホスト名(プロバイダ情報が含まれることが多い)[203.0.113.1]: これが送信者のグローバルIPアドレスです。
3. 【要注意】「ぬか喜び」を防ぐWebメールの罠
ここで最大の壁があります。「GmailやYahoo!メールのWebブラウザ版」から送られたメールには、送信者のIPアドレスが記録されません。
- ブラウザから送信した場合:
Received: fromには GoogleやYahooのサーバーIP が記録されます。これを解析しても「アメリカ カリフォルニア州(Google本社)」や「東京都港区(Yahoo本社)」と表示されるだけで、個人の特定には繋がりません。 - メールソフト(Outlook, Thunderbird, iPhone標準メール)から送信した場合:Gmailのアカウントを使っていても、Outlookなどのソフトを経由して送ると、送信者の自宅/会社のIPアドレスがヘッダーに残る(漏れる)確率が格段に上がります。
★プロの着眼点:
相手が「スマホで撮った写真を添付して送ってきた」場合や、「会社のPCから送ってきた」場合はチャンスです。アプリや古いメーラーの仕様で、生IPが漏れていることがよくあります。
4. IPアドレスから「生活圏」を絞り込む(Geolocation解析)
特定したIPアドレス(Google等のサーバーではないもの)を、解析ツールにかけます。
推奨ツール:
- KEIROMICHI(以前のutrace): 日本のプロバイダ情報に強い
- MaxMind GeoIP Demo: 世界的に精度が高い
入力してわかること:
- ISP(接続プロバイダ):
- 「OCN」「Softbank BB」「J:COM」など。
- 分析: J:COMならケーブルテレビ契約があるエリア、NUROなら対応エリア、といった推測が立ちます。
- 分析: 企業名(例:Hitachi, Toyotaなど)が出た場合、その企業内ネットワークからの送信です(特定確度は激高)。
- 都道府県・市区町村:
- 精度: 都道府県レベルはほぼ正確ですが、市区町村は「そのプロバイダの基地局(収容局)の場所」を示します。
- 注意: 相手が自宅(世田谷区)から送っていても、基地局の関係で「杉並区」や「横浜市」と表示されることがあります。「隣接する市町村」程度の誤差を含んで考えてください。
- モバイル回線(ドコモ/au/ソフトバンク)の場合:
- スマホの4G/5G回線からのIPアドレスは、「ゲートウェイ」と呼ばれる拠点の場所が表示されます。
- 例: 北海道にいる人がドコモ回線で送っても、「東京都千代田区」と表示されることが多々あります。モバイルIPの場合、位置情報の特定は困難です。
5. まとめ:ヘッダー分析でわかること・わからないこと
| わかること | わからないこと |
| 利用しているプロバイダ(OCN, J:COM等) | ピンポイントの住所(番地・部屋番号) |
| おおよその地域(都道府県・市レベル) | 送信者の氏名・電話番号 |
| 企業・大学内からのアクセスかどうか | マンガ喫茶や公衆Wi-Fiの特定席 |
| Outlookなどのメールソフトを使っているか | Webブラウザから送った場合の送信元 |
結論:ヘッダー分析は「相手が油断してメールソフトを使った時」に威力を発揮します。
IPアドレスが判明すれば、次のステップである「プロバイダへの開示請求(法的手段)」において、調査対象を特定するための決定的な証拠となります。
【上級編】プロに依頼して特定する:弁護士の「法的開示」と探偵の「データ調査」

自力での調査(OSINT)やIP解析で特定に至らなかった場合、あるいは「相手に知られずに確実に情報を掴みたい」という場合は、プロに依頼する段階です。
依頼先は、あなたの目的が「法的措置(裁判)」なのか「事実確認(調査)」なのかによって、弁護士か探偵に分かれます。
1. 【弁護士】法的手段で強制的に情報を開示させる(23条照会)
対象: ネット詐欺、誹謗中傷、脅迫、権利侵害など「事件性」がある場合。
弁護士だけが使える「弁護士会照会(23条照会)」という特権を利用します。
- 手法:携帯キャリアやプロバイダに対し、「このメールアドレスを使っている契約者の氏名と住所を開示せよ」と法的根拠を持って請求します。
- メリット:携帯電話会社(ドコモ・au・ソフトバンク)が保有する「契約者本人(免許証確認済み)」の正確な住所が出てくるため、確実性が最も高いです。
- デメリット:「単に浮気相手を知りたい」「昔の友人に会いたい」といった個人的な理由では、プライバシー保護の観点から弁護士会が照会を受理してくれない(利用できない)ケースが大半です。
2. 【探偵】独自のデータ網と実地調査で「正体」を割り出す
対象: 浮気調査、金銭トラブル(個人間)、人探し、素行調査など「民事・個人的な悩み」の場合。
弁護士が動けない「事件性のない案件」や「証拠が足りない段階」では、探偵の出番です。彼らは法的な強制力はありませんが、「調査のプロ」としての独自ノウハウを持っています。
- 手法①:データ・マイニング調査(高精度な紐付け)探偵業者が持つ独自のデータベースや、一般人がアクセスできない有料の名簿情報、過去の漏洩データなどをクロスリファレンス(照合)します。「メールアドレスA」から「SNSアカウントB」を見つけ、そこから「過去の投稿画像C」を解析し、勤務先や立ち寄り先を割り出すといった、複合的な紐付け調査を行います。
- 手法②:聞き込み・実地調査への展開メールアドレスから「おおよその勤務先」や「活動エリア」が絞り込めた場合、実際に現地へ行き、聞き込みや張り込みを行います。例えば、メアドのドメインが企業のものであれば、退勤時間に張り込んで本人を特定し、尾行して自宅を割り出すといった物理的な調査が可能です。
- メリット:法的理由がなくても依頼可能。「相手にバレずに調査したい」「裁判をする気はないが、相手の家を知っておきたい」というニーズに対応できます。
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【判断基準】弁護士と探偵、どっちに頼むべき?
| 項目 | 弁護士 (Lawyer) | 探偵 (Detective) |
| 得意分野 | 権利侵害・犯罪・訴訟前提 | 浮気・人探し・実態把握 |
| 武器 | 「23条照会」「開示請求」 (法的な強制力) | 「データ調査」「張り込み」 (調査力・機動力) |
| 依頼のハードル | 高い(明確な被害・証拠が必要) | 低い(個人的な悩みでもOK) |
| 費用の目安 | 着手金20万〜+成功報酬 | 調査難易度による(10万〜) |
| 特定できる情報 | 契約者情報(氏名・住所) | 居住実態・勤務先・交友関係 |
結論:
- 「訴えてやる!」という明確な法的トラブルなら弁護士へ。
- 「まずは相手がどこの誰か知りたい」「浮気の証拠を掴みたい」という段階なら、まずは探偵の無料相談で「このメアドからどこまでわかるか?」を確認するのが定石です。
ここまでは違法!やってはいけないNG調査とリスク

「どうしても特定したい」という焦りから、以下のような行為をすると、逆にあなたが犯罪者として訴えられる可能性があります。絶対にやめましょう。
× 不正アクセス禁止法違反
相手のメールアドレスを使って、パスワードを推測し、勝手にログインする行為。たとえパスワードが「123456」のような単純なものであっても、本人の許可なくログインした時点で犯罪(3年以下の懲役または100万円以下の罰金)です。
× ウイルスやスパイウェアを送る
「画像を開くと位置情報が送信されるリンク」などを踏ませて情報を抜く行為は、不正指令電磁的記録供用罪などに問われる可能性があります。
逆に自分の住所がバレないために!今すぐやるべきプライバシー設定

ここまで読んで「自分の情報も漏れているのでは?」と不安になった方へ。最低限、以下の設定を見直してください。
- SNSの検索許可をオフにする: FacebookやXで「メールアドレスや電話番号での検索」を許可しない設定にする。
- 使い捨てメール(捨てメアド)の活用: 信頼性の低いサイトへの登録や、一時的なやり取りには、メインのGmailではなく「捨てメアド」サービスを利用する。
- 不用意なファイル共有を避ける: 写真をメールで送る際、Exif情報(位置情報)が含まれたままになっていないか確認する。
相談事例:メール特定不能でも解決!「配送ルート」から詐欺師を追い詰める

「メールアドレスしか情報がない」と諦める前に、プロの探偵が実際にどのように手がかりを見つけ、住所特定(所在確認)に至ったのか、具体的な成功事例を見てみましょう。 ここにあるのは、Google検索や市販のツールでは絶対に辿り着けない、プロならではの「紐付け調査」の記録です。
フィッシング詐欺の「受け子」を特定!
依頼者:男性 43歳 会社員 Dさん
「この度、会員様のJCBカードに関する3Dセキュア認証方式の変更を実施いたしましたが、システムにより不正利用の可能性が確認されたため、誠に勝手ながら、会員様のMyJCB(サイト・アプリ)アカウントおよびJCBカードのご利用を一時停止させていただきました」というメールを受信しました。以下のリンクよりIDの再登録または制限解除の手続きをお願いいたします。と記載があったので、リンクをクリックし、クレジットカード情報と暗証番号、セキュリティーコードを入力してしまいました。数時間後、身に覚えのない300万円ほどの高額決済の通知が届き、警察にも相談したのですが、犯人の特定は難しいと言われ、カード会社には過失があるとして補償を渋られた。
ステップ1
まず最初にフィッシングメールの解析を行いました。ですが予想通り送信元は海外のVPNサーバーでした。そこで視点を変え、犯人が盗んだカード情報で物品を購入しています。つまり、物品を受け取る人物が必ずいるということです。そこで、弁護士と連携し、物品が購入された「ECサイト」対して、該当取引の配送先と受取人の電話番号の開示を請求しました。
ステップ2
開示された配送先は大阪府の古い集合住宅の一室でした。そこですぐに現地に飛び、張り込みを開始しました。しかし、人の出入りがなく、カーテンもついておらず、生活感が全くなかったので、周りの住人に聞き込みをしました。話によるとここは長いこと空き家で誰も住んでいないということが分かりました。つまり、空き家を利用して荷物を受け取っているということです。
ステップ3
ここから24時間体制でアパートを監視(張り込み)を開始しました。ほどなくしてパーカーのフードを被った男が現れ、荷物を回収し、指定されているであろうコインロッカーに荷物を入れました。その後は電車を乗り継ぎ自宅へと帰っていきました。
特定された男は、詐欺グループがSNSで募集していた「闇バイト」で、受け子として利用されていた大学生でした。その後、依頼者との話し合いの末、逮捕されても被害額が返ってこないのであれば、示談という形でお金の返還をしてほしいとのことで、そこからは弁護士を通じて犯人とその両親に内容証明を送り、刑事告訴も辞さない強い姿勢で返還を要求しました。息子には支払い能力はありませんでしたが、両親が、息子の逮捕を恐れ、被害額の全額弁済に応じてくれました。
プロの視点:メールアドレスは「鍵」にすぎない
これらの事例に共通するのは、メールアドレスそのものから住所が出たわけではないという点です。 探偵はメールアドレスを「鍵」として使い、「SNS」「過去のログ」「行動パターン」「他サービスへの登録状況」という扉を次々と開けていくことで、最終的に住所というゴールに到達しています。
「メアドしかないから無理」と諦める前に、そのメアドがどんな情報を紐付けているか、一度プロの診断を受けてみる価値は十分にあります。
まとめ:自力調査の限界と「弁護士が動けない」壁。解決の鍵は探偵へ
メールアドレスからの住所特定は、「OSINTによる情報のつなぎ合わせ」までは誰でも可能です。しかし、そこから先の「確実な住所」や「本名」にたどり着くには、どうしても「プロの調査力」が必要になります。
ここで重要なのは、あなたの抱える問題によって「頼るべきプロ」が違うということです。
1. 「弁護士」に頼むべきケース
- ネット詐欺、誹謗中傷、権利侵害など、法的な被害が明確な場合。
- 「開示請求」という法的手段で、プロバイダから情報を引き出します。
2. 「探偵」に頼むべきケース(ここが重要!)
実は、弁護士は「証拠」や「相手の情報」がある程度揃っていないと、依頼を受けてくれないケースが多々あります。また、「浮気調査」や「音信不通の知人探し」「金銭トラブルの相手の所在確認」といった民事・個人的なトラブルでは、警察も介入できません。
ここで探偵の出番です。
- メールアドレスを「手がかり」にした実地調査:ネット上のデータ調査だけでなく、独自のデータベース照会や、関連場所への聞き込み、張り込みを行い、物理的に相手を特定します。
- 法的手段の前の「証拠集め」:弁護士に依頼するための材料(相手の居住実態や浮気の証拠など)を揃えることができます。
【調査方法の選び方チャート】
| あなたの状況 | 推奨されるアクション |
| 「とりあえず自分で知りたい」 | 本記事のOSINT手法(無料)を試す |
| 「犯罪被害に遭った」 | 弁護士へ相談(開示請求) |
| 「浮気・人探し・素性を知りたい」 | 探偵へ無料相談(実地調査・データ調査) |
| 「弁護士に断られた(証拠不足)」 | 探偵に証拠収集を依頼する |
「相手を特定したいけれど、警察沙汰にはしたくない」
「弁護士に頼むほどの大事(おおごと)かわからないが、真実は知りたい」
そう悩んでいるなら、まずは探偵事務所の無料相談を活用することをおすすめします。彼らは「メールアドレスひとつから、どこまで調査が可能か」を、あなたの状況に合わせて具体的に診断してくれます。
違法な自力調査でリスクを背負う前に、まずはプロの知恵を借りて、解決への最短ルートを選んでください。