現在社会に生きる人間は、子供も大人も大量の電磁波にさらされています。
国際的なガイドラインを下回ると電磁波による健康被害の影響は受けないとされていますが、中には影響を受けているといった相談を頂くこともあります。
電磁波のことについてよく知らないといった声を聞くことも多いです。
そこで、今回は電磁波の基本的な知識や電磁波被害、人体への影響、対策方法についてご紹介させて頂きます。
電磁波とは?
電磁波とは、「電場」と「磁場」を合わせた言葉で、「電場」と「磁場」が波のように絡み合いながら、進む交流電流の流れのことを言います。
電場は電圧が起こると必ず発生し、それに対して磁場は電流が流れると発生すると考えて頂けたら思います。
わかりやすく説明すると、電場は電化製品がコンセントに接続されていればスイッチオフの状態でも発生するのに対して、磁場はスイッチをオフにしている時は発生していませんが、スイッチをオンにしていると発生致します。
- 電磁波の種類
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電磁波の種類は二通りあり、1秒間の振動回数により高周波と低周波に分けられています。
イメージとしては、高周波は遠く届くレーザーのようなものに対して、低周波は近くのものに大きな衝撃を与えるようなものです。 - 高周波が発生する電化製品
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高周波が発生する電化製品には、主にWifiなどのインターネット通信やパソコン、スマートフォン、タブレット、Bluetooth機器、電子レンジなどが該当します。
- 低周波が発生する電化製品
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低周波が発生する電化製品には、テレビ、IHクッキングヒーター、冷蔵庫、蛍光灯などの電気機器などが該当します。
電磁波による人体への影響
電磁波が人体への影響を及ぼす作用は3つに分かれており、「熱作用」「刺激作用」「非熱作用」があります。
- 刺激作用
体内に誘導電流が発生し、神経や筋などを刺激されることで、「ビリビリ」や「チクチク」を感じることがある。 - 熱作用
電磁波が身体にあたって体内に吸収することで、全身や身体の一部分の体温が上昇したり、暖かくなる時がある。 - 非熱作用
極めて低い電磁波を長期間ばく露すると、DNAの損傷や神経系、流産、がんの一因になると考えられている。
電磁波過敏症の症状とマイクロ波聴覚効果
電磁波が身体に影響を与えるものには、電磁波過敏症とマイクロ波聴覚効果があります。
- 目の症状:見えづらい、目が痛い、目がうずくなど
- 皮膚の症状:乾燥する、赤みや腫れ、できものなど
- 鼻の症状:鼻づまり、鼻水など
- 顔の症状:顔が火照る、むくみ、ヒリヒリ感
- 口の症状:口内炎、味覚障害
- 歯や顎の痛み
- 粘膜症状:異常な渇き、乾燥など
- 頭部症状:頭痛、記憶喪失、うつ症状など
- 疲労:異常な疲労や集中力の低下
- めまい:吐き気や気の失いそうな感覚
- 関節痛:肩こり、腕や関節の痛み
- 呼吸の症状:呼吸困難、動悸
- 痺れの症状:手足の痺れや麻痺
マイクロ波聴覚効果とは、マイクロ波やパルス波形を頭部に当てることにより、脳内に直接発生し、音声として認識する脳神経作用による感覚現象です。
音声には、クリック音や変調音、単語がなどが聞こえる場合があります。
電磁波被害の対策方法
電磁波被害に悩まされている方へ
どういう対処をすれば電磁波被害の対策ができるのかについて詳しくご説明させて頂きます。
- ベットやソファーを壁から30㎝以上離す
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壁に電気配線が通っており、そこにペタリとくっつけている場合は危険です。
電磁波が、表面を伝わって、座っている人や寝ている人の身体に影響を及ぼしますので、なるべく壁から離して生活するようにしてください。 - 長時間のパソコン作業をしない
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電源に繋いでいるパソコンには、高い電磁波が流れています。
作業中は常にばく露していることになるため、長時間の作業を続けていると腕に湿疹がでてきたり、目の疲れや頭痛、肩こりなどの影響を受けることがあります。
パソコンを利用する際は、充電コードを繋げたまま使用することは控えましょう。 - スマートフォンの電磁波対策
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電波が通じない時やアクセスポイントが頻繁に変わる時には普段の10倍以上の強い電磁波が発生致します。
普段は、なるべく体から距離を置くようにしたり、使用しない時であれば機内モードにすることが望ましいです。
また、移動中であれば、カバンに入れて持ち歩くようにしましょう。
くれぐれも心臓に近い、胸ポケットには入れないように気を付けてください。 - 電磁波対策グッズを使用する
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市販で購入されている電磁波グッズを購入して、電磁波を吸収してもらうものがあります。
電磁波グッズを購入して、対策するのも一つの方法だと言えるでしょう。
ただ、必ず購入したからといって効果がでるとは限りませんので、ご注意ください。 - 専門家による調査
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自身ではどうも解決できない、根本的に解決したいと考えている方は、専門家に調査をしてもらう方法を推奨しています。
調査をすることで、置かれている状況を把握し、原因の特定や最適な対策、電磁波発生装置の除去などが可能です。
また、他人からの電磁波被害を受けている場合は、証拠が必要となりますので、証拠の収集が必要な際にも調査を依頼すると良いでしょう。
電磁波測定調査について
目に見えない電磁波被害の対策を行うには、適切な対策と測定が必要です。
電磁波測定調査とは、専門の電磁波測定器を使用し、影響が及ぼしている場所での測定を行う調査です。
主な目的としては、原因の追究や適切な対策をするために行います。
また、他人から影響が及ぼされている場合には、証拠の収集や相手の特定なども行っています。
電磁波測定調査の料金
電磁波測定調査を依頼すると実施にどのくらいの費用がかかるのか?
ここでは、実際にご相談頂いたケースを基に料金事例をご紹介させて頂きます。
電磁波測定調査の料金事例
自宅内の電磁波測定 調査期間:1日間 調査場所:自宅 調査費用の合計:82,500円(税込) | 自宅及び外部での電磁波測定と原因究明 調査期間:5日間 調査場所:自宅及び外部 調査費用の合計:242,000円(税込) | 電磁波測定と原因究明、証拠収集 調査期間:12日間 調査場所:自宅及び外部 調査費用の合計:495,000円(税込) |
電磁波被害の無料相談窓口
フォーカス探偵事務所では、電磁波被害の問題に悩まされている方に向けて24時間対応の無料相談窓口を設けています。
電磁波被害に関するご相談や電磁波の対策方法や解決方法が知りたいなど、どんなお悩みや希望でも構いません。
お困りの際はお気軽にお問い合わせをください。
電磁波測定調査の費用について知りたい場合は無料でお見積りをすることも可能です。
お問い合わせは、電話・メール・ラインにて受付をしています。