
隣人とトラブルになってしまったという経験をした方は非常に多いと言われています。
些細なトラブルであればまだしも隣人トラブルが発展し、嫌がらせを受けてしまう人も多くいます。
そこで今回は、嫌がらせによる精神的苦痛を受けた時の慰謝料請求の方法について詳しく解説致します。
隣人トラブルに多い原因

まずはどういった経緯から隣人とトラブルになってしまうのか?
隣人とトラブルになる原因について詳しくご紹介致します。
隣人トラブルの種類について
- 騒音問題から隣人トラブル
-
隣人とのトラブルの中でもっとも多い原因として騒音問題が上げられます。
特に多い騒音トラブルとしては、「上の階からの足音」「子供の鳴き声」「楽器演奏や大音の音楽」「ペットの鳴き声」「掃除機や洗濯機」の騒音が多いです。
生活音であっても度重なる騒音からストレスを感じるようになり、トラブルに発展してしまうケースも少なくありません。
また騒音の中には音だけではなく振動による原因でトラブルになる人もいます。 - タバコや悪臭から隣人トラブル
-
次に多いのがタバコや悪臭による臭い問題です。臭いの原因としては、ベランダや共用部でのタバコの喫煙が原因として挙げられます。
タバコの臭いが室内に入ってきたり、洗濯物に染みついてしまうことでトラブルに発展してしまうと言えるでしょう。
他にもペットの糞尿や放置されたゴミの悪臭によりトラブルになってしまうことも考えられます。 - ごみ出しから隣人トラブル
-
ゴミ出しからトラブルに発展しまうこと良くあります。決められた曜日や時間にゴミを捨てなかったり、指定されている有料袋を使わずにゴミを捨てる人がいます。
このようにルールを守らない人がいると、隣人や近隣の方と揉めてしまうと言えるでしょう。 - 挨拶から隣人トラブル
-
意外にも多い原因として挨拶に関連するトラブルが挙げられます。
引っ越ししてきた後に挨拶がなかったり、リフォーム工事をする際に隣人に伝えなかったりすることで隣人との関係が悪化し、トラブルになることがあります。 - 勘違いから隣人トラブル
-
最後にこちらは以外かもしれませんが、勘違いから隣人と対人トラブルになることもあります。
騒音元だと勘違いされたり、水のトラブルや臭いの元だと勘違いされ、嫌がらせをされていると相手が思い込んでしまい勘違いからトラブルに発展することもあります。
他にも下記のようなトラブル事例があります。
- 駐車場や駐輪場関連のトラブル
- 植木や庭関連のトラブル
- 境界関連のトラブル
- 汚部屋やゴミ屋敷に関するトラブル
上記のようなことから隣人とトラブルになってしまうことが多いと言えるでしょう。
隣人トラブルから嫌がらせに発展した事例

隣人とトラブルになってしまうと、隣人との関係が悪化してしまいます。
相手と関係が悪くなることで、事態が悪化し嫌がらせを受けてしまうケースも少なくありません。
そこでここでは、隣人トラブルから嫌がらせに発展した事例をご紹介させて頂きます。
隣人トラブルから嫌がらせ被害の事例
隣人の方がゴミ出しのルールを守らなかったので、注意をしました。
注意をした時は「気を付けます」と言っていたのですが、その後から家にいると足音や壁を叩く音、重低音などが隣から聞こえてくるようになりました。
1週間ほど騒音が続いて我慢できず、管理会社に相談したところ、注意をしてもらったのですが、一向に収まる気配がありません。
毎日、夜中に聞こえてくるため、そのせいで眠れなくなってしまいました。
なんとかしたい思い、弁護士に相談したところ、騒音被害を証明するためには証拠が必要だと言われました。
騒音の証拠を取って頂くことは可能でしょうか?
近所の方と自治会のことで揉めてしまいました。
その後から近所の人から陰口を言われたり、ジロジロ見られるようになってしまいました。
また、スマホをこちらに向けて撮影しているようになり凄く嫌な思いをしています。
陰口ぐらいならと我慢していましたが、次はSNSで誹謗中傷をしてくるようになりました。
あまりにもしつこく、私も精神的におかしくなりそうです。
許せないので、慰謝料を取ってやりたいと考えています。
どうすればいいでしょうか?
他にも下記のようなご相談を頂くことも
- 夫が浮気が発覚しました。証拠を取って離婚したいです
- 職場の上司からパワハラを受けているので慰謝料請求がしたい
- 夫のDVが許せないので訴えたいです
- ストーカーからつきまとわれて精神的苦痛を受けている
- 自宅に停めている車にいたずらをされていたので、相手を特定したい
嫌がらせ被害に悩まされている方へ
嫌がらせ専門の相談員が問題解決に向けてサポートを致します。
下記の無料相談窓口からお問い合わせください。
お問い合わせ
24時間365日無料相談
精神的苦痛で慰謝料請求するには

精神的苦痛とは?
精神的苦痛とは、他人の言葉の暴力や態度、無視や裏切りなどの嫌がらせ行為により過度なストレスがかかり、精神的ダメージを受けることを指します。
精神的ダメージを受けることで、気分が落ち込んだり、眠れない状況に陥ったり、食欲を失ったりしてしまう傾向にあり、その結果、病気を患ってしまうほどの状況に追い込まれてしまう人も少なくありません。
- うつ病
- 睡眠障害
- 摂食障害
- 双極性障害
- 適応障害
- パニック障害
- PTSDなど
精神的苦痛における慰謝料の相場
嫌がらせによって精神的苦痛を受けた場合には、慰謝料請求を行うことができる可能性があります。
また、状況によっては裁判所に申し立てを行うことで、接近禁止命令を出すことも可能です。
嫌がらせ行為を受けた被害者は不法行為に基づいて慰謝料請求することが可能です。
不法行為とは、故意または過失によって他人の権利や法律上保護される利益を損害する違法行為のことです。
下記のような事例が不法行為と呼ばれているものになります。
- 誹謗中傷
- 不倫、浮気
- 物的損害
- 暴行、傷害
- 婚約破棄
- セクハラ、パワハラ
- 精神的苦痛の慰謝料相場
-
- 不法行為の慰謝料相場
悪質性、被害状況によりますが、一般的には50万円~300万円と言われています。
精神疾患を患ってしまった場合には、100万円~500万円と高額になることもあります。 - 誹謗中傷の慰謝料相場
個人や法人、悪質度合いによって変わりますが、10万円~200万円と言われています。 - 精神疾患を患った場合の慰謝料相場
パワハラや配偶者のDVなどでうつ病や適応障害などの精神疾患を患ってしまった場合には、100万円~500万円と高額な慰謝料を請求することが可能です。 - 騒音トラブルの慰謝料相場
隣人の騒音により精神的苦痛を受けた場合の慰謝料の相場は、10万円~100万円と言われています。 - 個人情報や写真を無断で掲載された場合の慰謝料相場
被害状況や悪質性によって慰謝料の金額は異なってきますが、一般的には10万円~100万円と言われています。
- 不法行為の慰謝料相場
- 慰謝料の算定基準とは?
-
慰謝料の金額は下記のような基準から算定されると言われています。
- 精神的苦痛の度合い
- 嫌がらせの被害状況、期間
- 加害者の支払い能力
- 不法行為の動機や原因
- 不法行為の証明後の加害者の対応
- 被害者側の過失や責任
精神的苦痛の証拠収集
まずは精神的苦痛を受けた証拠を集めていかなければなりません。
証拠が集まった段階で、相手に慰謝料を請求して交渉する、交渉しても支払わないようであれば裁判をする必要があります。
そのためには、どのような手続きをしていけば良いのかについて解説致します。
証拠が多ければ多いほど、精神的苦痛を受けた証明を行うことができ、被害が深刻であればあるほど、慰謝料が増額すると言えるでしょう。
- 診断書を取得する
うつ病や腹痛など自身の起きている被害状況の診断書を取りに行きましょう。
肉体的・精神的に苦痛があれば、精神的苦痛があったと証明することが可能です。 - 相談記録や受診記録を取る
警察や各種機関に相談した記録や病院で受診した記録があれば一つの証拠になります。 - 写真・映像や音声データの記録
映像や音声データも当然証拠になります。
例えば夫から、DVを受けたのであれば傷を負った場所の写真、嫌がらせの現場の写真や音声、誹謗中傷の内容の写真など
上記の内容を参考に客観的証拠を揃えて行くことが大切です。
隣人トラブル・嫌がらせ被害の対処法

次に隣人トラブルが起きた時や嫌がらせ被害を受けた時の対処法についてご紹介致します。
間違った行動を取ってしまうと深刻な事態になってしまいかねませんので、よく読んで頂くことをお勧め致します。
隣人トラブルが起きた時の6つの対処法
- 証拠を保存しておく
迷惑を受けているのであれば、被害の状況を録音・撮影して記録として残しておきましょう。第三者に相談をする際や慰謝料請求をする際に役に立ちます。
注意点:証拠を取るために無断で他人の敷地に入ると不法侵入に該当するため注意が必要です。 - 防犯カメラの設置
自宅にゴミが捨てられているなど自宅に敷地に迷惑被害が起きている時は、防犯カメラを設置することで、被害が収まる可能性があります。
注意点:防犯カメラを相手の家に向けて設置してしまうと仮に証拠が取れたらとしても認められません。 - 管理規約や生活のルールを守る
トラブルに内容にもよりますが、誤解され隣人とトラブルになってしまった場合には、マンションであれば管理規約を守ったり、戸建てであれば町のルールを守って規則正しい生活を送ることで、誤解が解ける可能性があります。 - 管理組合や管理会社に相談する
分譲のマンションであれば、管理組合、賃貸物件であれば、管理会社に相談することで、相手に話しを代わりに聞いてもらえたり、迷惑行為に対しての張り紙などをしてくれることがあります。
注意点:トラブルが起きた時の対策は取ってもらうことはできますが、個人間のトラブルには干渉してくれないことの方が多いです。 - 自治体に相談する
自治体によっては日常生活のお悩みを受け付けているところもあり、客観的目線でアドバイスをもらえることでしょう。
注意点:自治体では、相手と直接交渉をしてもらうことはできません。 - 当事者で話し合う
当事者で話し合うのも有効な手段です。話し合うことで問題が解決することもあります。
注意点:話し合いが難しい状況であれば、接触はしない方が良いでしょう。
また、話し合いの際に感情的になってしまい、相手を挑発や刺激をしてしまう可能性もありますので、話し合いの際は第三者にお願いすることが理想です。
嫌がらせ被害を受けた時の4つの対処法
- 証拠を取る
嫌がらせを解決するためには嫌がらせの証拠や相手の特定が必要不可欠です。
証拠を取得することが出来れば、言い逃れできなくなり、罪を認めさせることが可能です。
また相手が特定できていない状況であれば、犯人の特定もする必要があります。
注意点:自分で犯人の特定することは危険が伴い、非常に困難な為、お勧めできません。 - 警察に相談
悪質な嫌がらせの場合は警察に相談するようにしてください。
止めている車に傷がついていたなど物的損害や自宅に侵入された形跡がある場合はただちに警察に相談しましょう。
関連する人物への聞き込みや防犯カメラの確認などの捜査を行ってくれることでしょう。
また、パトロールをしてもらうことで、安全が確保されたり、精神的にも余裕ができるため相談することは大切です。
注意点:事件性がないと判断された場合は動いてくれないことの方が多いです。警察に動いてもらうためには証拠を抑える必要があります。 - 弁護士に相談
弁護士に相談をすることで、法的アドバイスをもらうことが可能です。
また、相手との間に入って示談交渉を行うこともしてもらえるため、相談してみると良いでしょう。
注意点:相手の名前や住所が特定できていない場合や証拠がないと対応してもらえないことの方が多いでしょう。 - 探偵事務所に相談
証拠がない、相手がわからないといったケースであれば証拠収集のプロである探偵事務所に依頼をするという方法があります。
嫌がらせの解決に向けてのアドバイスや裁判でも使える証拠の取得、相手の特定などをすることが可能です。
トラブルを解決するための嫌がらせ調査

確固たる証拠がない…
加害者が誰か分かっていない…
警察に相談したが、解決に至っていない…
上記のようなことで悩まれていませんか?
そんな時は当社にお任せください!
フォーカス探偵事務所の嫌がらせ調査
被害状況や目的に応じた調査をご提案させて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。
フォーカス探偵事務所では嫌がらせ被害を解決するために、下記のようなさまざまな調査を行うことが可能です。
- 嫌がらせの相手特定と証拠収集
調査費用:100,000円(税込)~ - 不正アクセス・ハッキング調査
調査料金:132,000円(税込)~ - 騒音測定調査
調査料金:110,000円(税込)~ - 誹謗中傷調査
調査料金:66,000円(税込)~ - 風評調査
調査料金132,000円(税込)~ - 盗聴・盗撮器発見調査
調査料金:66,000円(税込)~ - 防犯対策のアドバイスと状況確認
調査料金:33,000円(税込)~ - 特殊機材を用いてオンライン監視
調査料金:55,000円(税込)~ - 犯人の身辺調査
調査料金:77,000円(税込)~ - 潜入調査
1時間あたり11,000円(税込)~
調査を検討されている方へ
詳しいお見積りについては、相談窓口にて無料でお見積りをしていますので、お気軽にお問い合わせして頂けたらと思います。
- 解決に向けてのアドバイスサポート
- 弁護士などの各種専門家のご紹介
- 内容証明などの作成代行
- 対象者と話し合いの際の同席サポート
調査後も問題が解決するまでサポートさせて頂きます。
隣人トラブル・嫌がらせ解決(無料相談窓口)
全国対応の相談窓口
今回は隣人トラブルから起きた嫌がらせ、精神的苦痛の慰謝料請求について解説させて頂きました。
隣人トラブルを解決したい…
悪質な嫌がらせ行為を止めさせたい…
相手を特定と証拠を取得して訴えたい…
上記のようなお考えをお持ちの方はまずは一度当社の無料相談窓口にお問い合わせください。
詳しくお話をお伺いさせて頂いた後に、正しい証拠収集の方法や解決方法をご提案させて頂きます。
情報が流出しないか心配…
まずは相談だけしてみたい…
ご相談前は上記のような心配をされている方が多いことでしょう。
そういった方のために、下記の内容を読んで頂くことを推奨致します。
- ご相談、お見積りが無料
- 24時間365日対応
- 全国対応
- 匿名での相談可能
- 非通知からの相談も可能
お問い合わせは電話・メール・LINEにて受付をしています。
お気軽にお問い合わせして頂けたらと思います。