妊娠させてしまった時、相手の女性に対して男性は精神的にも肉体的にも配慮する義務があります。
しかし、なかには妊娠発覚後に逃げる、音信不通になってしまう不誠実な男性も存在します。
女性が妊娠を望んでいなくても、責任を果たすために二人で話し合いをしなければなりませんが、話し合いもせずに逃げてしまうと中絶費用だけでなく慰謝料が発生することも考えられます。
また、妊娠を望んでいる場合は、男性と早急に話し合いをすることが大切でしょう。
ですが、相手と連絡が取れない、住所が分からないと話し合いすることもできませんよね？
そこで今回は、妊娠報告後に逃げる男性の心理や住所や連絡を取りたい方のために探す方法を詳しく解説させて頂きます。
妊娠報告後にどうして逃げる？
まず、最初に妊娠後に逃げる男性の特徴や心理面についてご紹介させて頂きます。
逃げてしまう男性の特徴や心理を理解しておくことで、その後の正しい対応やトラブルを回避することにも繋がります。
逃げる男性の特徴
- 自己中心的な性格
これからご紹介するような対応を取ってくる人は、自己中心的な性格をしています。
連絡をしても無視をする人や都合の良い時だけ連絡をしてくる男性には注意が必要です。
また、大事な話し合いができないような男性も危険です。
自分にとって都合の良い話し合いしかできず、不都合な話し合いを避けたがる傾向にあります。
他にも、関係を続けている上で、不満があった時に指摘したり、,治してほしいことを伝えても一向に改善しない男性も自分勝手な人の特徴です。 - 生活や金銭的余裕がない
生活や金銭的余裕がない人も逃げる男性の特徴です。
仕事をしていない、収入が少ない、借金をしているなどさまざまな理由がありますが、生活に困っている人は女性をお金目的で利用していたり、ギャンブルや金使いが荒い人はだらしない人が多く、責任感がないため、逃げてしまう人が多いと言えます。
また、中絶費用や養育費を払いたくない、払えないといった理由から逃げる人も一定数いると考えています。 - 結婚願望がない
結婚願望がなかったり、子供を望んでいない男性にも注意が必要です。
女性の方から産みたいと伝えられることで、トラブルになってしまうと考えてしまい、逃げてしまう可能性があります。
関係を続けていく上で、結婚願望の有無、子供を産みたいと考えているのか探っておくようにしましょう。 - 女癖が悪く性欲が強い
女癖が悪く性欲が強い男性も逃げる傾向にあります。
特徴としては、過去に浮気をされたことがある、女友達が多い、性行為を断ると不機嫌になる、特殊な性癖を持っている場合は女癖が悪い可能性が高いです。
見極める方法としては、普段から誠実な対応してくれるのか考えながら接することで相手の本来の姿が見えてくるでしょう。
逃げる男性の心理状況
- 嫌なことがあると逃げる傾向がある
現実から逃げてしまう男性の心理としては、自分に自身がなく基本的にネガティブ思考です。
「自分に結婚の資格がない」「女性を傷つけてしまって情けない」など考えてしまう内に、不安から抜け出したいと現実逃避に走ってしまう人も少なくありません。
このようなタイプは話し合い重ねることで、前に進むこともできる可能性があるため、男性の気持ちも理解しつつ話し合いしていくのが理想です。 - 育てられない事情がある
逃げてしまう人の中には、子供を育てたり、結婚できない事情がある人もいます。
このようなタイプは隠し事や言えない秘密を持っている方が多いと言えるでしょう。
よくある状況として「両親に結婚を反対されている」「隠し子がいる」「実は既婚者だった」「他に好きな人がいる」「嘘の経歴を伝えていた」「結婚したい時期ではない」など女性に対して伝えていないことがあるかもしれません。
普段から嘘をつきやすい人や自分を語らない人は、何か事情があるかもしれませんので、注意した方が良いでしょう。 - 女性に対して恐怖心がある
最後はあまり数は多くありませんが、女性からの妊娠詐欺（妊娠していないのに中絶費用を請求された）に本人や友人が遭っていたり、過去に女性と大きなトラブルになったなどの男女間でトラブルを経験している男性が存在します。
このような経験している人は、「確実に避妊をしていた」という気持ちや誤解を抱いている可能性も考えられるでしょう。
こういった男性の心理としては、妊娠をさせてしまったことで、「脅迫されたらどうしよう」「両親や職場に広められてしまったら困る」など女性に対する恐怖心から逃げてしまうのではと考えています。
妊娠する前であれば、過去に大きなトラブルを経験していないか知っておくことで、被害を未然に防ぐことにも繋がると言えるでしょう。
妊娠が発覚した時にやるべきこと
妊娠が発覚した場合、周囲の人にも相談しづらく、とても不安な状況だと思います。
突然の出来事への混乱や焦りから、冷静な判断が難しくなり、間違った行動を起こしてしまう人も少なくありません。
正しい行動や冷静な対応をするためにも、妊娠が発覚した時にやるべきことをご紹介させて頂きます。
妊娠発覚後の対応方法について
- まずは子供について考える
妊娠が発覚してしまった時にまず考えるべきことは子供のことを考えなければなりません。
相手に逃げられてしまった場合や中絶を望んでいる場合でも子供を産むべきなのか落ち着いて考えるようにしましょう。
不安や焦りからどうするべきなのか、考える余裕も持てないこともあるでしょう。
しかし、自分自身でいつかは決断しなければなりません。
産んだ場合に子育てができるのか、今後の問題点も考えながら方向性を決めていくと良いでしょう。 - 家族や友人に相談する
1人で考える余裕がない時は家族や親しい友人に相談することも大切です。
親しい友人であれば、一緒に妊娠後のリスクを考えてくれたり、精神的に支えてくれるでしょう。
また、躊躇する方がいるかもしれませんが、両親に相談することが一番です。
自分の子供が妊娠したと分かれば、一緒に良い解決策を考えたり、悩んでいることに対して相談に乗ってもらうことができるでしょう。
相談する時の注意点として、信頼できる友人や家族にだけ相談するようにしてください。
信頼できない友人や知人に相談すると、妊娠の噂が広まったりする可能性や的確なアドバイスをもらうこともできません。
先程、家族に相談することが大切と伝えましたが、関係が良好ではない場合や厳格なご両親の場合はご自身が問い詰められる可能性も考えられるため、伝えた場合に両親がどのようなことを言ってくるのか考えながら相談するようにしましょう。 - 状況の確認を行う
自分の子供ではないと言ってくる、話し合いができないなど男性が無責任な対応をする方がいます。
このようなケースに多いのですが、感情的になってしまい、メールやLINEのやりとりを削除しようと考える方がいますが、削除しないように注意してください。
やりとりの内容が大事な証拠にもなり、男性を探したい場合の糸口にも繋がります。
個人情報が含まれていたり、男性が嘘をついていた場合の証明をする証拠にもなるため、保存しておきましょう。 - 男性の情報について整理する
話し合いがしたい、連絡が取りたいと相手を探したいと考えている方は、男性の情報を整理してください。
情報が多ければ多いほど、男性を探す際に手掛かりになったり、慰謝料請求した場合の有力な情報にもなります。
些細な情報でも今後役に立つことがありますので、男性に関する情報は全て保存しておくと良いでしょう。
主な例としては、氏名、住所、顔写真、出身地、勤務先、連絡先、SNSのアカウント情報、メッセージのやりとり、通話履歴、お金を貸していたのであれば金銭の貸し借りの記録などできるかぎりまとめておきましょう。
妊娠が発覚した時にやってしまいがちな注意点についてもご紹介させて頂きます。
しつこい連絡（しつこくメッセージを送ったり、何回も電話をする）や脅迫に近いような責任追及（実家の住所を問いただす、職場に電話する）はしないようにしてください。
男性側も妊娠が発覚したときにすぐには決断できるものではありません。
悩んでいる内にしつこく問いただされてしまうと、責任を感じてしまい音信不通になりかねません。
また、逃げるために連絡先やアカウントを変更されてしまう可能性も考えられます。
男性の対応が悪い場合に感情的になるお気持ちもわかりますが、時には相手を泳がせて状況を確認したり、情報を探っていくことも大切だと認識しておいてください。
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妊娠後に逃げられた時の警察の対応
妊娠後に男性(彼氏)と連絡が取れなくなった際に、警察は対応してくれるのか？
結論として、逃げただけでは警察に動いてもらうことは難しいですが、下記のような場合は警察へ相談するようにしてください。
警察に相談した方が良いケース
非常に稀なケースではございますが、音信不通になった原因に事件性ある時は警察が動いてくれる可能性が高いです。
例を挙げるなら、妊娠を伝えた後に男性が責任感を感じて命を投げ出そうとするケースや他にトラブルを抱えていたケース、鬱病などの病気を患っていたケースなどが上げられます。
上記のような場合は、最寄りの警察署へ行き行方不明者届を提出することで、警察が捜索に乗り出してくれること可能性があります。
男女間でよく起こりえる犯罪としては２種類あります。
１つ目は、恋愛詐欺や結婚詐欺に該当しているケースです。
恋愛感情をたくみに利用したり、結婚を目的にお金を貸してしまったケースや騙し取られてしまった状況の時には詐欺罪に該当する可能性が高いですので、警察に相談しましょう。
２つ目は、不同意性交等罪（レイプ）に該当しているケースです。
暴力や脅迫を用いて性交等やアルコールや薬物を摂取させての性交等、睡眠中や意識がもうろうとしている時の性交等、性的行為に気づいてから同意するしないの判断をする余裕もないまま、性行為をされてしまったケースなどがあり、このような場合は警察に相談してください。
被害の立証ができ、被害届が受理されれば、捜査し相手を見つけ出してくれることでしょう。
中絶した場合の慰謝料について
望まない妊娠をした場合に中絶手術を残念ながら選択しなければいけない状況もあるでしょう。
そのような状況に陥ってしまった場合、相手の男性に責任を取ってもらうために慰謝料を請求したいと考えるのは当然のことでしょう。
実際に合意の上で性行為を行った場合でも相手に対してお金を請求することができるのか？
ここでは、中絶した場合の慰謝料請求について詳しく解説させて頂きます。
慰謝料請求はできるのか？
結論としては、合意の上で性行為を行い、妊娠した場合は基本的に慰謝料請求は認められませんが、全くできないわけではありません。
では、どのような状況であれば慰謝料を請求することができるのか？
下記に慰謝料請求が認められる可能性が高いケースについてご紹介させて頂きます。
ご自身の状況と照らし合わせてもらいながら該当する項目があるのか、ご確認して頂けたらと思います。
- 無理やり性行為をされた
女性の同意を得ることなく、強引に性行為を行い、妊娠させ中絶まで至ったケースであれば、性犯罪（強姦）に該当致します。
女性の権利を侵害されたとして、高額な慰謝料を請求することができるでしょう。 - 妊娠発覚後に一方的に婚約破棄された
正当な理由もないまま、一方的に婚約を破棄された場合も慰謝料を請求できる可能性が高いです。
精神的苦痛や中絶を余儀なくされた女性の身体への負担から一般的な婚約破棄よりも高額になることが予想されます。 - 中絶を強要された
暴力や暴言、脅迫など悪質な男性の行動によって中絶を強要されてしまった場合も慰謝料請求が可能性が高いです。
また、慰謝料請求だけではなく、刑事事件にも該当する可能性が高いため、音声やメッセージのやりとり、医師の診断書などの証拠を揃えておくようにしてください。 - 避妊していると嘘をついていた
避妊してくれていると思い、性行為に及んだのに嘘をついて避妊をしておらず、中絶まで至ったケースも慰謝料を請求することができるでしょう。 - 既婚者であることを隠していた
結婚を前提に交際し、妊娠しても良いという考えのもので性行為を行ったが、実は男性が既婚者だった場合も貞操権の侵害に該当し、不法行為となるため慰謝料が認められやすいです。 - 妊娠報告後に音信不通や話し合いができず逃げた時
最後はこのケースが一番多いのですが、妊娠報告後に男性の対応が不誠実だった場合です。
男性は妊娠させた女性に対し、必要な限り配慮をし、肉体的・精神的負担を解消する義務があります。
義務を全うしない場合の女性の肉体的負担や精神的負担は計り知れず、慰謝料請求ができる可能性が高いです。
- 妊娠を伝えた後にラインをブロックされた
- 電話をかけたら着信拒否された
- 攻撃的な発言で中絶するように迫った
- 話し合いを提案するもまともに応じてくれない
- 冷たい態度を取り、精神的苦痛を与えられた
- 住所や電話番号など故意に嘘をついていた
- 中絶費用の支払いを一方的に断られた
中絶による慰謝料の相場と時効
中絶による慰謝料請求できる期間には限りがあり、中絶手術をした日から3年以内です。
3年を経過してしまうと時効となり、慰謝料が請求できなくなりますので、注意が必要です。
ただし、中絶費用のみの請求であれば、女性が中絶費用を支払った日から5年まで請求することが可能です。
中絶による慰謝料の相場は50万円～300万円と言われています。
合意の上で性行為を行ったのか、相手との関係性、中絶までに要した期間、妊娠発覚後の男性の対応などによって慰謝料の額は異なってきます。
慰謝料請求を考えている方は、相手が悪質であればあるほど高額になるため、できる限りの証拠を揃えておくことが大切です。
逃げた男性を探す方法
相手の男性と連絡が取れなくなってしまった…
このような状況に陥った時は、まずは相手と話し合いがしたい、慰謝料請求をするために住所が知りたいと考える方が多いです。
その為には、相手の居場所を調べなければなりません。
そこでこれから自分でもできる逃げた男性の探し方をご紹介させて頂きます。
自分でできる逃げた男性の探し方
- 直接男性に連絡をする
既に音信不通になっている状況であれば難しいですが、少しでも連絡が取れている状況の時は男性に連絡をしてみましょう。
返信があった際には、相手を問い詰めるようなことをせず、男性側の気持ちも配慮しながら、話し合いがしたいことを伝えたりや居場所を探っていくようにすると良いでしょう。 - SNSで逃げた男性を探す
SNSで検索をし、相手のアカウントがないか調べてみるのも良い方法です。
相手の居場所や勤務先、行きつけのお店などが調べることができる場合があります。
また、本人だけではなく、友人などの交流関係の情報も知ることができる可能性ありますので、調べてみるようにしてください。 - 男性の友人や知人に連絡を取ってみる
男性と連絡が途絶えてしまった場合は、本人だけではなく男性の友人や知人に連絡を取ってみるようにしてください。
連絡が取れなくなった場合でも、住所や勤務先などは簡単に変えることはできません。
男性の交流関係を知っている状況であれば、男性の友人や知人に話を聞いてみると良いでしょう。
また行きつけのお店や出会った場所などでお話を聞いてみることで本人に繋がる可能性もあると言えます。
話をする際の注意点としては、妊娠させたことを友人に伝えていない可能性が多いため、妊娠していることは伝えずに聞いてみる方が居場所を探ることができると言えるでしょう。 - 相手の両親に相談する
相手の両親の連絡先や住所を知っている必要がありますが、分かっている場合は相手の両親に話をするのも有効な手段です。
自分の息子が女性を妊娠したと分かれば、親としての責任から男性を探すことに協力してもらえたり、中絶費用なども負担してもらえることもあります。
ただし、中には非協力的な場合や攻撃的な発言をしてくる両親もいるため、話をすることに躊躇しているのであれば、自分の家族に協力してもらい話をするのが良いでしょう。
逃げた男性を探したいなら探偵に依頼を！
自分で探しても難しかった…
警察に相談したけど動いてくれない…
慰謝料を請求するために住所が必要だと弁護士に言われた…
お困りであれば探偵事務所に依頼をすることも検討してみてください。
依頼すれば費用はかかりますが、人探しのプロである探偵であればさまざまな調査手法から相手の居場所や状況を調べることが可能です。
下記に探偵に依頼した時のメリットやよくある依頼事例などをご紹介させて頂きます。
- 探偵に依頼するメリット
-
- 相手にバレずに居場所を調べることが可能
- 精神的、肉体的に負担を押さえられる
- 居場所を特定した後もサポートが受けられる
- よくある依頼事例
-
- 相手の住所が知りたい
- 相手の実家の連絡先や住所を調べたい
- 勤務先の情報がほしい
- 既婚者なのかどうか知りたい
- 慰謝料請求するための証拠がほしい
- 調査後のサポート
-
- 話し合いをしたい方へのアドバイスサポート
- 話し合いの場への同席（慰謝料請求などの金銭交渉はできません）
- 弁護士のご紹介
- 自分で訴えたい方への法的手続きのサポート
妊娠トラブルに悩まれている方へ（無料相談窓口）
全国対応の24時間相談窓口
今回は妊娠報告後に逃げた男性の探し方や発覚後の対応について詳しくご紹介させて頂きました。
実際に妊娠した場合、精神的に不安定になり冷静な判断ができないこともあるでしょう。
周囲の人に相談しようと考えても、相談しづらい内容でもあるかと思います。
そんな時はまずは一度、探偵事務所にご相談してみてはいかがでしょうか。
ご相談を頂けたら、ご自身の状況に応じたアドバイスをご提案させて頂きます。
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