近隣や職場、インターネットやSNS上などのさまざまな所で起きてしまう嫌がらせ。
嫌がらせする人の目的としては、ストレス発散や遊び半分、相手を苦しめたいなどの理由から嫌がらせをする人が多いですが、嫌がらせした本人は何も影響がないまま生活を送っていけるのだろうか？
実際に嫌がらせをしてしまった人はスピリチュアルな観点だと平凡な生活を送っていくことは難しいと言われています。
そこで今回は、スピリチュアルな観点から因果応報がもたらす嫌がらせをする人の末路と対処法について詳しく解説させて頂きます。
人はどうして嫌がらせをするの？
人はどうして嫌がらせをするのか？
その目的や理由について最初に深堀していきたいと思います。
嫌がらせや意地悪をしてくる人がどのような人物か理解することで、嫌がらせ被害を防止することができたり、正しい対策方法が見つかりやすくなりますので、ご参考にして頂けたらと思います。
嫌がらせをする理由
嫌がらせをする理由としては、下記のことが考えられます。
嫌がらせ被害に遭われている方は、ご自身の状況と照らし合わせながら見て頂くことで、加害者が何を考えているのかおのずと見えてくるでしょう。
- 優位な立場になりたい
自分の優位な立場を守るために、相手を蹴落としたり、傷つけようとする場合があります。 - ストレス解消
自分のストレスと解消するために、立場の弱い人や言い返せない人に当たることで、ストレスを発散しようと考える方がいます。 - 嫉妬心が強い
他人の成功や幸せな環境を自分と比べてしまい、粗探しや嫌がらせ行為に走ってしまうことがあります。 - 客観的に物事を見れない
客観的に物事を見れないタイプの人はやってはいけないことを区別をつけるできない方が多く、結果的に嫌がらせをしている傾向にあります。 - 興味を持ってほしいから
相手に好意を持っている場合や、相手から興味を持たれていない場合に、自分に注目させようといった理由から嫌がらせに走る人もいます。 - 被害者意識や被害妄想が激しい
このようなタイプは、些細なことがあった際に相手から嫌がらせをされたと思いこんでしまい、抵抗するために自身も嫌がらせをしようと考えてしまいます。 - 恨みや復讐心がある
恨みや復讐心から嫌がらせ行為を行う人が世の中にはいます。このようなタイプは感情的で執念深く、時間が経っても嫌がらせ被害が収まることはまずありません。むしろさらにエスカレートしていくこともあります。
恨みや復讐心を持つ相手は主に過去にトラブルになった相手であることが多いです。
自分が満足するまで徹底的に追い詰めようとしてくる可能性がありますので、被害に遭われている方は要注意してください。
嫌がらせをする目的
先程、嫌がらせする理由について解説させて頂きましたので、おのずと相手の思考が見えてきたのではないでしょうか？
相手の考えを把握できた後は、嫌がらせする人がどのような目的を持っているのかについて詳しく解説させて頂きます。
- 苦しんでいる姿がみたい
嫌がらせ行為をすることで、相手を精神的に追い込み、私生活の破綻や被害者を陥れて優位に立ちたいと考えている可能性があります。 - 孤立させたい
職場や近隣トラブルに多いのですが、悪い噂や事実無根の噂を流すことによって周囲と孤立させたいと考えている傾向が強いです。 - 引越しさせたい
騒音問題や押しかけ、車や敷地への嫌がらせや監視による嫌がらせなどの被害に多いのですが、引っ越しをさせようと目論んでいると思われます。 - 仕返しを狙っている
自分が嫌がらせをすることにより、被害者からのやり返しされるのを狙っている可能性も考えられるでしょう。
被害に遭っているからと間違った方法でやり返しをしてしまうと、逆に加害者になりかねません。
加害者に怒鳴りに行くなど行為は絶対にしないように注意してください。
因果応報と嫌がらせの関連性
因果応報とは、仏教の言葉であり、正しい行いをすれば、良い結果として返ってくるが、悪い行いをすれば、悪い結果として自分に返ってくることを指します。
嫌がらせは自分に返ってくる？
因果応報と嫌がらせの関連性をスピリチュアル的な説明すると、相手に嫌がらせ行為を働いてしまうと、同じように違う人から嫌がらせをされる可能性が高くなると言えるでしょう。
法的関係で言えば、違法行為を繰り返しているようであれば、加害者自身も他の人から訴えられたり、罰則を受けるなどの可能性が高くなると言えます。
例えば、普段から他人の悪口を言っている人であれば、悪口を言われる確率が増えたり、他人を攻撃するような人であれば、攻撃される可能性が高くなると言えます。
嫌がらせをしてくる人は当然、報いを受けなければなりませんが、被害者自身も普段の行いに注意を払うことで、嫌がらせ被害が軽減する可能性があるかもしれませんので、実践してみるようにしましょう。
嫌がらせする人の末路について
嫌がらせする人の多くは、嫌がらせをすることで自分の欲求を満たすことができたり、復讐を果たしたと短期的に見れば、満足感を得るのかもしれませんが、実際はそうではありません。
嫌がらせ行為を行った人は、必ずと言って良いほど、悪い結果が待っていると考えています。
では、嫌がらせする人が今後どのような末路を迎えるのかについてこれからご紹介させて頂きます。
嫌がらせする人の悲惨な末路
- 運に見放される
科学的根拠の説明はできませんが、嫌がらせ行為を働く人は基本的にネガティブ思考で、人の悪いところばかりに目がいってしまう人が多いと言えるでしょう。
その結果、何か問題が生じた時に努力するではなく、人を蹴落とそうと考えたり、足を引っ張る行為をしてしまいます。
このような人物はいくら努力をしても最終的に良い結果は得られないと考えています。 - 精神的ストレスから抜け出せない
嫌がらせをする人の多くは、現在の自分に幸福感が得られておらず、他人にばかり目がいってしまいます。
その結果、他人の行動に対して悪い方向に捉えてしまい、常に「落ちぶれていく様」「困っている姿」をみたいといったネガティブな思考になってしまうことが予想されます。
普段から悪いことばかりを考えてしまいますので、何事に対しても否定的に捉え、ストレスから精神的に疲労していくと言えるでしょう。 - 周囲の人からの信頼が得られない
嫌がらせする人は、周囲の人からの信頼関係を得ることができません。
嫌がらせをすることで、被害を受ける人の気持ちを想像することができず、どのような状況に追い込まれてしまうのかを考えていません。
意地悪をするような人は、周囲から見られていることも考えていないため、評価を失ったり、自分も同じことをされるかもしれないと思われるため、避けられてしまうと言えるでしょう。
その結果、自分が困った時も助けてもらうことができないと言えるでしょう。 - 自身も嫌がらせを受ける
嫌がらせを受けた被害者も我慢する人ばかりではありません。
あまりにも悪質な嫌がらせやしつこい場合は、やり返してみようと復讐心が芽生えてくる人もいます。
その結果、同じような嫌がらせを受けてしまうこともよくあることです。 - 警察沙汰になる
やってはいけないことの判断ができないが多く、安易な気持ちから嫌がらせをするような人でも、嫌がらせをしている内にエスカレートし、刑事事件に該当することも考えられます。
被害者から通報され、被害届が受理されれば、逮捕されるなどの刑罰が科されることでしょう。 - 被害者から訴えられる
刑事事件に該当しないような場合でも、嫌がらせ行為の多くは法に触れていることがほとんどです。
また、嫌がらせする人は継続的に嫌がらせをしてしまうため、証拠が押さえやすくなります。
その結果、被害者に確実な証拠を押さえられることで、法的措置を取られてしまうと言えるでしょう。
嫌がらせを受けやすい人の特徴とは？
嫌がらせを受けやすい人の特徴について触れていきたいと思います。
実際に嫌がらせの被害に遭っている方には、共通した特徴があると言われています。
嫌がらせを受けやすい人の特徴
嫌がらせを受けやすい人の特徴には、自身の性格や行動が関連していることはご存じでしょうか。
現在被害に遭われている方は、自身の性格や行動を見直すことで、環境が改善される可能性もありますので、ぜひ目を通して頂けたらと思います。
- 平和主義
- 自分勝手
- 八方美人
- おとなしい
- 反抗的になりやすい
- 感情の起伏が激しい
- 言い訳や嘘をつきがち
- 口が悪い
- 真面目で従順
- 自分が悪くなくても謝ってしまう
- 意見をはっきり伝えることができない
- 揉め事をさけてしまいがち
- 自分の自慢話をすることが多い
- 人に対して非難や評価をしていることが多い
- 人の意見を聞かない
- 空気が読めない
上記の内容を見て頂くと分かる通り、改善しないといけない項目もあれば、改善しなくてもよい項目もあります。
他にも人より優れている、裕福、容姿が良いといったケースでは、嫉妬心や妬みを買いやすく、性格や行動と関係なく、嫌がらせを受けてしまう傾向にあります。
一つ言えることは、嫌がらせをする相手に普段と違う一面を見せることで、被害を抑制させたり、防止することに繋がりますので、試してみるようにしましょう。
嫌がらせ被害に遭った時の対処法
嫌がらせ被害を受けている方へ
嫌がらせは放置していても解決できないことの方が多く、時間が経つごとにエスカレートしていきます。
嫌がらせを受けた時の適切な対処法についてご紹介させて頂きますので、被害に悩まされている方は実践して頂けたらと思います。
嫌がらせ被害に遭った時の対処法
- 距離をおいて接する
-
まず最初に取るべき行動としては、相手を刺激してしまうと嫌がらせ被害を受ける可能性があるため、できるだけ距離を置いてみることが大切です。
くれぐれもいきなり挨拶や会話を全くしないようにすると、無視されていると思われてしまうため、適度な距離感を保つようにしてください。また、嫌がらせをされたからと仕返しや復習などは絶対に行わないようにしましょう。
自身が加害者になってしまい、悪者扱いにされたり、さらに酷い嫌がらせをされてしまう可能性があります。 - 感情的にならず、冷静な対応をする
-
嫌がらせをする人はあなたの苦しんでいる態度を見て快楽を感じています。
落ち込んでいたり、悩んでいたりすると嫌がらせをさらに受けてしまう可能性があります。精神的に辛いかもしれませんが、被害を受けても冷静な態度を心掛けるようにしましょう。
プライベートな話も極力さけた方が良いです。
家族や恋人、旅行に行った話など、自分の楽しかった思い出を話してしまうと、妬みや嫉妬心を相手に与えることになるため、さらに嫌がらせを受けてしまう可能性があります。
また、相手に自宅や勤務先、家族の情報などを相手が知ってしまうことになるため、深刻な嫌がらせに発展する可能性が高いです。プライベートな話になった際は、当たり障りのない会話をし、相手に個人情報を伝えないようにしましょう。
- 相手の情報を得る
-
嫌がらせを受けている場合、さらに酷い嫌がらせを受けたら…と不安になり、様子を見ていませんか？
嫌がらせが繰り返されている時には、黙っているだけでは解決できないため、行動することが大切です。相手がどんな人物なのか情報を得るようにしましょう。
相手の情報を把握することで、嫌がらせ行為の今後やりそうなことやできないことを予測することが可能です。
嫌がらせの予測ができれば、不安や恐怖を抑えることにも繋がり、状況に応じた対策もすることができると言えます。 - 嫌がらせの記録や証拠を取る
-
嫌がらせをやめさせるためには、証拠を取ることが大切です！
証拠がない場合でも、嫌がらせ被害を受けた時には、記録を残しておきましょう。
メモに「いつ」「どこで」「どのような被害」を受けたのか記録をしてくことで、今後、問題が起きた時に役に立つことがあります。上司からのパワハラであれば、ボイスレコーダーで記録したり、近所で嫌がらせを受けているのであれば、防犯カメラを設置するなどして対策をするようにしてください。
- 第三者に相談する
-
嫌がらせを解決することは精神的にも辛く、自分だけで解決させるには限界があります。
適切な対処をするためにも第三者に相談することを推奨しています。下記に第三者の相談窓口や相談先について紹介致します。
- 学校で嫌がらせを受けたら
両親、学校の先生や、教育委員会、こどもの人権110番 - 職場で嫌がらせを受けたら
社内の人事部、労働局や労働基準監督署 - 近所で嫌がらせを受けたら
警察、警察相談専用電話、自治体、市町村役場の相談窓口
上記のようにさまざまな相談窓口に相談先がありますので、嫌がらせの被害の状況に応じた箇所へ相談するようにしてください。
相談しても解決できない方は、弁護士に依頼をするといった方法もあります。
弁護士に依頼することで、嫌がらせ相手と交渉してくれたり、慰謝料請求をするといったことが可能です。 - 学校で嫌がらせを受けたら
- 被害届を提出する
-
嫌がらせを受けている場合は、警察に被害届を出すことができます。
被害届を提出を考えている方へ
聞かれる内容について情報を整理しておきましょう。- 被害の年月
- 被害の場所
- 被害の詳細
- 加害者の情報
- 嫌がらせの証拠
被害が遭った場合はできるだけはやく提出するようにしてください。
時間が経過してしまうと取り合ってくれないケースがあるからです。
また、事件性が低いと判断された時も受理してくれないこともありますので、はやめに相談することが大切です。
嫌がらせ被害の無料相談窓口
全国対応の24時間相談窓口
今回は嫌がらせする人の末路について解説をさせて頂きました。
嫌がらせを止めさせることは簡単なことではありませんが、地道に証拠を押さえていくことで解決することが可能です。
- 嫌がらせの証拠を押さえたい
- 加害者を特定したい
- 穏便に止めさせたい
上記のような目的をお持ちであれば、まずは一度ご相談ください。
問題を解決するために、専門の担当者が適切なアドバイスをさせて頂きます。
ご相談は、電話・メール・ラインにて24時間365日お受けしていますので、お気軽にお問い合わせして頂けたらと思います。